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エコー観察器|HS1

尺側伸筋腱脱臼

高校生 ソフトボール部

1ヶ月前に転倒した際に

手をついて負傷する。

整形外科へ行きレントゲン検査を行い

骨には問題なく

1週間安静との診断

それから競技復帰したが

中々痛みは取れず

バットを振ることができないとの事。

問診の中で

「骨が開くと感覚がある」

「コリコリ何かが弾く感じがある」

と訴えていました。

いざ、エコー検査へ!

上が患側、下が健側

確かに骨の損傷は見られませんが

矢印のところに何かあります。

これが

尺側伸筋腱です。

尺側側にずらして確認します。

上の画像は矢印の部分が黒く抜けています。

下の画像は丸く見える腱が存在しています。

ここから脱臼してしまったのでしょう。

後日、整形外科にて検査した結果

腱の脱臼で間違えありませんでした。

1ヶ月近く悩まされている痛みの原因が判明し

とりあえずは一安心。

確かし、病院で検査をし問題ないと言われても

痛みが毎日あるのであれば悩みますし

精神的な苦痛もあったのではないかと。

レントゲン検査が間違っていたとは思いません。

確かに、骨が損傷し痛みを出している訳ではないので。

やはりエコーで見る事は大切です!

骨・靭帯・腱 

どれが原因で痛んでいるのかを

判断できます。

原因もはっきりとわかったので

競技復帰に向けて

しっかりとリハビリしましょう!!

頑張れ!学生アスリート!!

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