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「食」の常識を疑え!栄養過多時代を生き抜く、自律神経と呼吸のチカラ

栄養に気を遣ってるはずなのに、なんだか体が重い?

 

「健康には野菜が大事!」そう思って、毎日コンビニでサラダを買って食べているあなた。 「大豆は体に良いらしい」と聞いて、欠かさず納豆を食卓に並べているあなた。 きっと、真面目に、そして一生懸命、自分の健康のために努力していることでしょう。素晴らしい心がけですよね!

でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

そのコンビニのサラダ、本当に「新鮮で栄養満点」だと思いますか? シャキシャキ感を保つために、もしかしたら防腐剤や次亜塩素酸ナトリウムといった消毒剤が使われているとしたら…? 毎日食べている納豆の原料、その大豆はどこから来て、どんな環境で育ったのでしょう?もしかしたら、海外の広大な農場で、大量の農薬や化学肥料が使われているとしたら…?

 

「良いもの」を食べているつもりが…常識が揺らぐ瞬間

 

「え、そうなの?」「まさか…」と、ちょっと驚いた人もいるかもしれませんね。 私たちは「野菜=健康的」「大豆=体に良い」という常識を信じて疑いません。それはもちろん、間違いではありません。本来の野菜や大豆は、素晴らしい栄養源です。

しかし、現代社会の流通システムや大量生産の背景には、私たちの知らない「ひと手間」が加わっていることがあります。便利さや見た目の良さを追求するあまり、本来の食品が持つ生命力や、私たちの体に与える影響が見過ごされている可能性はないでしょうか?

もし、あなたが良かれと思って食べているものが、知らず知らずのうちに体に負担をかけているとしたら…。栄養に対するあなたの考え方は、少し変わりませんか?

 

「毒」は外からだけじゃない?体内の負担と自律神経

 

「でも、そんなこと言ったら、食べるものがなくなっちゃうよ!」 そうですよね。全ての食品の生産背景を完璧に把握して、無添加・無農薬のものだけを選ぶのは、現実的ではありません。もちろん、意識することは大切ですが、神経質になりすぎるのもまた、ストレスになりますよね。

ここで大切なのは、「完璧なものを食べること」だけが健康への道ではない、という視点です。

私たちの体は、素晴らしい機能を備えています。それは、多少の「毒」(とまではいかなくても、体に負担をかけるもの)が入ってきても、それを排泄したり、解毒したりする能力です。肝臓や腎臓、腸といった臓器が、日夜私たちの体を守るために働いてくれています。

しかし、この解毒・排泄システムにも限界があります。もし、常に消化に負担のかかるものばかり食べていたり、添加物や農薬といった「異物」が大量に入ってきたりしたら、体は常に解毒・排泄に追われ、本来の修復や再生にエネルギーを回せなくなってしまいます。

この「体が常に頑張っている状態」は、知らず知らずのうちに交感神経を優位にさせ、自律神経のバランスを崩す原因になります。自律神経が乱れると、

  • 消化吸収の効率が落ちる(せっかくの栄養も活かせない)
  • 老廃物の排泄が滞る
  • 疲れが取れない
  • 免疫力が低下する
  • なんだかイライラする …といった悪循環に陥ってしまう可能性があるのです。つまり、本当の健康は「何を食べるか」だけでなく、「食べたものをいかに処理できるか」にかかっていると言えるかもしれません。

 

「出せる体」は「呼吸」から!

 

では、どうすれば「多少の毒も受け止め、排泄できる体」を育めるのでしょう? 答えは、シンプルに「体を休ませ、機能を高めること」です。

特に意識してほしいのが「呼吸」です。 現代人は、ストレスやデスクワークで呼吸が浅くなりがち。浅い呼吸は、常に交感神経優位の状態を助長してしまいます。 意識的に深く、ゆったりとした腹式呼吸を行うことで、副交感神経が優位になり、体がリラックスモードへと切り替わります。副交感神経が優位になると、消化器官の働きが活発になり、血流も改善されるため、解毒・排泄機能もスムーズに働くようになります。

完璧な栄養を追い求めるよりも、まずは自分の体が持つ「処理能力」を高めること。 そのためには、食事の内容を見直すことはもちろん、そして何より、体を内側から整える「呼吸」を意識してみませんか? 「良いもの」をたくさん摂ること以上に、「不要なものをきちんと排泄できる」体こそが、真の健康の秘訣かもしれませんよ。

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