炎症|エコーの強み
肩が痛いと来院した高校生
初回治療の時にエコー検査を実施
上腕二頭筋長頭腱に炎症反応が認められました。
二頭筋長頭腱単体での損傷ではなく
肩関節、肩関節周辺の拘縮・癒着により
肩を挙げる動作がうまく行なえず
上腕二頭筋長頭腱に負担がかかったのだろうと推測
肩の外転可動域を180度確保し
肩甲骨周辺の筋拘縮をゴリゴリと取り除き
炎症部位には超音波治療
初回の治療を終え
数日空いて2回目の治療
「全然痛く無いです!」
「肩も挙がるし、軽さもあるので!!」
確かに、可動域は確保されていて
動作痛は無さそうです。
炎症部位である幹部を触診します。
押しても痛みがありません。
いい感じですね!
と思いつつ(。-∀-)
エコーで確認
画像を見てわかる通り
実際には患部の炎症状況は
変わってない!!
痛みがないのは
肩関節周辺の機能が改善した事と
痛み物質が抑制されているのだと思います。
痛みがない!
じゃあ、運動再開!
としたら
痛みが出るのはすぐですね。
触診は大切ですが
触診には限界があります。
競技復帰は焦らず
計画的に行いましょう!!
頑張れ!学生アスリート!!