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「電気なんてどこも一緒」と思っていませんか? 物理療法の効果を10倍にする「狙い撃ち」の技術

1. 導入:その電気治療、本当に「患部」に届いていますか?

整骨院や整形外科で、「とりあえず電気を流しておきましょう」と言われ、なんとなくビリビリする治療を受けた経験はありませんか? そして、「これって本当に効いているのかな?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

正直に申し上げます。 すべての怪我に、ただ電気を当てればいいわけではありません。

怪我には「時期(急性期・回復期)」や「損傷の度合い」があります。 炎症が強い時期には炎症を抑える治療を、組織が固まっている時期には緩める治療を選択しなければなりません。 その時々の状態に合わせた最適な物理療法を選択することこそが、怪我の回復を劇的に早める1つの方法なのです。

湘南台のアスリートケア整骨院が、プロアスリートからも選ばれる理由。 それは、最新の物理療法機器を揃えているからだけではありません。 エコー検査で損傷箇所や状態をミリ単位で特定し、そこにピンポイントで照射する**「狙い撃ち」の技術**があるからです。

今回は、当院が誇る物理療法機器と、その効果を最大化するこだわりについてお話しします。

2. なぜ「エコー × 物理療法」なのか?

「高性能な治療器」は、あくまで道具です。使い手が的確でなければ意味がありません。

例えば、フェラーリのようなスーパーカーを想像してみてください。 フェラーリの真価は、サーキットなどで時速数百キロを出して走ることで初めて発揮されます。渋滞した道を時速20キロで走っていては、その圧倒的なポテンシャルは全く引き出せません。

物理療法も、これと同じことが言えます。 どんなに高価で高性能な治療器(立体動態波など)を持っていても、当てる場所や深さ、設定が的確でなければ、その性能は全く発揮されないのです。

例えば、太ももの肉離れ。 表面から見て「この辺が痛い」といって電気パッドを貼っても、実際の断裂部位が皮膚から3cm奥の深層にあった場合、普通の電気治療では届きません。フェラーリで渋滞を走っているようなものです。

当院では、まず**エコー(超音波画像診断装置)**で体内を可視化します。

  • 「損傷部位はどこか?(位置)」

  • 「皮膚から何cmの深さか?(深度)」

  • 「炎症期か、修復期か?(タイミング)」

これらを正確に把握した上で、最適な周波数と出力を設定し、患部を狙い撃ちします。 だからこそ、1回の治療での変化が違うのです。

3. アスリートを支える「4つの武器」

当院では、症状や回復フェーズに合わせて、プロスポーツ現場でも使用される4種類の機器を使い分けています。

① 立体動態波(深部まで届く3Dの刺激)

従来の電気治療(低周波)は皮膚表面への刺激が主でしたが、これは3つの高い周波数を体内で干渉させ、深層の筋肉や関節まで電気を到達させます。 「奥の方で凝り固まっている痛み」や「関節の可動域改善」に即効性があります。

② 超音波治療器(ミクロのマッサージ)

1秒間に数百万回という高速振動を体に与えます。 手技では届かない体の深部に対して、温熱効果(温める)と非温熱効果(細胞の活性化)を与え、硬くなった組織を柔らかくします。肉離れ後のしこり(瘢痕組織)の除去などにも必須です。

③ オステオトロン(骨折治療器)

「骨折は固定して待つしかない」と思っていませんか? この機器が出す「LIPUS(低出力パルス超音波)」は、骨の形成を促進し、骨折の治癒期間を約40%短縮するというデータがあります。 一日でも早くフィールドに戻りたい選手にとって、強力な味方です。

④ AT-mini(微弱電流)

人間が怪我をした時に出す「損傷電流」に近い、ごく弱い電気を流します。 ビリビリ感は全くありませんが、細胞レベルでの修復を促進します。炎症が強い急性期や、試合後のコンディショニングに最適です。

4. 「道具」に使われるな。「道具」を使いこなせ。

良い道具があれば治るわけではありません。 私たち施術家が、解剖学(身体の構造)を熟知し、エコーで病態を把握し、その上で道具を使いこなすことで初めて、患者様の体は回復に向かいます。

「なかなか痛みが引かない」 「試合までに間に合わせたい」

その想いに応えるための準備は整っています。 ただの電気治療ではない、プロ仕様の「物理療法」をぜひ体感してください。

🏥 アスリートケア整骨院(湘南台)

スポーツ外傷・野球肘検診・エコー検査