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藤沢市湘南台】オスグッドが「安静」でも治らない本当の理由。鍵は「ZAT式呼吸(風船エクササイズ)」にあり【連載最終回】

こんにちは。神奈川県藤沢市湘南台にある「アスリートケア整骨院」です。

「成長痛だから仕方ない」「安静にしていれば治る」 そう言われて練習を休んだのに、復帰したらまた膝が痛み出す……。そんな悔しい思いをしているスポーツ少年の親御さんへ向けて書いてきた連載も、今回がいよいよ最終回(第6回)です。

前回、私は**「体幹=呼吸力」であるとお伝えしました。 お子さんの膝の痛み(オスグッド)の根本原因は、実は膝そのものではなく、「腹圧をコントロールする呼吸機能が失われていること」**にあります。

今回はその具体的な解決策、「治る呼吸」の獲得方法について、当院が推奨する心体義塾・ZAT(ゼロ式姿勢調律法)の視点から解説します。

1日2万回の「無意識」を変える難しさ

「呼吸が大事なのはわかった。じゃあ、深呼吸を意識すればいいの?」 そう思われるかもしれません。実際、鼻から3秒吸って5秒で吐くようなメソッドは世の中にたくさんあります。

しかし、人間は1日にどれくらい呼吸をしているかご存知でしょうか? 答えは、約2万回〜3万回です。

2万回の呼吸のうち、意識して行えるのはせいぜい数分程度。残りの圧倒的大多数は「無意識」に行われています。 1日たった数分の意識的な深呼吸で、2万回の無意識の「呼吸の癖(エラー)」を書き換えることはできるでしょうか?

……残念ながら、それは不可能です。 だからこそ、多くの選手が「ストレッチや深呼吸をしているのに治らない」という壁にぶつかります。

ZAT(ゼロ式姿勢調律法)が導く解決策:風船エクササイズ

では、どうすれば無意識の呼吸(身体OS)をアップデートできるのか。 ここで必要になるのが、**「強制的に呼吸機能を使わざるを得ない環境」**を作るトレーニングです。

当院では、**「風船」**を使ったアプローチを推奨しています。

ただ風船を膨らませるだけではありません。正しく風船を膨らませようとすると、横隔膜や骨盤底筋群といったインナーマッスルが協調して働き、強制的に「腹圧」が高まる状態が作られます。 これは、ZAT(ゼロ式姿勢調律法)でいう**「身体OSのアップデート」**に直結します。

  • ポリヴェーガル理論(腹側迷走神経)の活性化: 正しく息を吐ききることで、自律神経が「戦うモード(交感神経)」から「安心・社会性モード(腹側迷走神経)」へ切り替わります。脳が「ここは安全だ」と認識して初めて、身体の無駄な緊張(力み)が解除され、自己治癒力が発動するのです。

おすすめの書籍と当院のアプローチ

この「道具を使って無意識にアプローチする」方法として、私が強くおすすめしている書籍があります。

『内田式 風船エクササイズ』 この本では、風船を使って呼吸や舌の位置(スポット)をトレーニングする方法が、絵付きで非常にわかりやすく解説されています。

まずはこの本を読んでみるだけでも、オスグッドに対する景色が変わるはずです。

しかし、「正しくできているか分からない」「本気でパフォーマンスを変えたい」という場合は、ぜひ当院にご相談ください。 当院では、ZAT(ゼロ式姿勢調律法)に基づき、お子様一人ひとりの「呼吸の癖」を見抜き、最適な風船エクササイズの指導を行います。

最後に:痛みはシンプルに治る

長らくお付き合いいただいた連載もこれで終了です。

  • 安静にするだけでは根本解決にならない。

  • ストレッチだけでは不十分。

  • 「呼吸力(腹圧)」を取り戻せば、痛みは勝手に治る身体になる。

この結論が、お子さんの痛みになやむ親御さんにとっての希望の光になれば幸いです。 オスグッドは決して「成長のせい」にして諦めるものではありません。正しいアプローチで、全力でプレーできる身体を取り戻しましょう。


湘南台でオスグッド・スポーツ障害にお悩みなら 実際のトレーニング風景や、院内の様子はGoogleマップでも公開中です。 当院独自のコンディショニングの詳細はこちらのページもご覧ください。

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