その膝の痛み、本当に「オスグッドの再発」ですか?エコーで判明した意外な真実|湘南台・アスリートケア整骨院
「また、あの痛みが始まったのか……」
部活に打ち込む小中学生のお子さんを持つ親御さんなら、一度は聞いたことがあるであろう「オスグッド」という言葉。
今回来院されたお子さんも、以前診断されたオスグッドがまた悪化したのだと、膝を抱えて不安そうな表情を浮かべていました。
確かに、膝の痛み=成長痛、あるいは過去の古傷の再発だと決めつけてしまうのは、無理もありません。
しかし、現場で患者様と向き合う私の直感は、わずかな違和感を捉えていました。
「……なんだか、膝全体が熱いな」
これまでの経験上、単なるオスグッドの再燃にしては、腫れと熱感の範囲が広すぎたのです。
そこで、当院の武器である最新鋭のエコー(超音波観察装置)で、膝の内部を可視化することにしました。
結果は、驚くべきものでした。
オスグッドの主戦場である「脛骨粗面(けいこつつるめん)」の骨の状態は、非常に綺麗。
骨の癒合も進んでおり、そこには痛みが出るような「荒れ」は一切見当たりませんでした。
いわば、レントゲンで見える「形」としては100点満点です。
では、なぜ彼は歩くのも辛いほどの痛みを感じているのか?
じっくりとエコーのプローブを動かし、触診を繰り返すと、真犯人が姿を現しました。
それは、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)の損傷。
骨ではなく、その上を通る組織が悲鳴を上げていたのです。
ここで、私が大切にしている「おにぎり理論(形と味の違い)」の話をさせてください。
病院の検査で「形(骨の異常)」がないと言われても、痛みが消えないことは多々あります。
それは、おにぎりの形が綺麗でも、中身の具が腐っていたり、握り方がガチガチで「味」が最悪なのと同じです。
今回の彼は、過去のオスグッドという「形」に囚われるあまり、現在進行形で起きている「機能(味)」の劣化を見逃されかけていたのです。
さらに、多くの治療現場で言われる「とりあえず安静にしていなさい」というアドバイス。これも、実は危険な罠になり得ます。
「昔痛めた場所だから」と放置せず、今、身体の内部で何が起きているのか。
当院でその「システムエラー」を解明し、極上の動きを取り戻しましょう。