【成長期の落とし穴】見た目は大人、中身はまだまだ未完成。中学生のハードな筋トレが引き起こす「骨と身体のシステムエラー」

中学生になると一気に身長が伸び、体格もがっしりして大人の身体へと近づいていきます。
背番号をもらい、レギュラー争いも激しくなる時期。
「よーし、ここからガッツリ筋トレして筋肉をつけ、もっと強い身体に鍛え上げるぞ!」と意気込む選手や、指導熱心な親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし、少し立ち止まって冷静に身体の仕組みを見てみてください。
外見は大人のように見えても、骨や関節の中身はまだまだ発展途上(子供)なのです。
■ 骨の成長線が完全に閉じるのは「20歳前後」
添付した図(上肢骨の成長・骨化クロノロジー)が示す通り、人間の骨は生まれてから20歳を過ぎる頃まで、長い時間をかけて段階的に「骨化・骨端融合」を繰り返しています。
特に中学生から高校生年代(14〜18歳頃)は、肘や手首の骨端がようやく融合を始めるデリケートな過渡期であり、肩関節や鎖骨周りに至っては19〜25歳頃まで成長が完了しません。
つまり、骨の端っこにはまだ柔らかい軟骨組織(骨端線)が残っており、構造として非常に脆い状態にあります。
この未完成な土台に対して、無理なウエイトトレーニングを課したり、「痛みに耐えて投げるのが根性だ」と過剰な負荷をかけ続けたりすれば、骨や靭帯が悲鳴を上げるのは当然です。
■ 構造の未熟さに「力み」が重なると起きるシステムエラー
問題は、単なるオーバーユース(使いすぎ)だけではありません。
骨が急激に伸びる時期は、骨の成長スピードに筋肉や神経系の適応が追いつかず、身体感覚のズレが生じやすくなります。
簡単に言えば
身体は身長が伸びた身体操作の仕方を知らないのです。
古いままのOSのまま最新の身体を動かしているという事です。
このOSの書き換えは非常に重要です
さあ、アスリートケアで
最新のOSにアプデしましょうか!