アイシングはやめて!スポーツのケガに対する新常識と対処法
スポーツ現場で怪我の応急処置で定着している対処法
RICE処置(安静/アイシング/圧迫/挙上)
ですが
スポーツ医学の世界では
「ケガをしたらまず冷やして安静(RICE処置)」というかつての常識は、すでに過去のものになりつつあります。
1978年に提唱され、長年スポーツ現場で定着してきたこのRICE処置ですが
現在では「過度な冷却と完全な安静は、むしろ回復を遅らせる」という事実が明らかになっています
なぜ「冷やして休む」だけでは治りきらないのか?
ケガをして腫れや熱を持つと、私たちは本能的に「冷やして炎症を抑えなければ」と考えがちです。
しかし最新の研究では、この「炎症」こそが、身体が組織を修復しようとするために不可欠な生体プロセスであることが証明されています。
患部を氷で過度に冷やすと血管が収縮し、組織を治すために必要な細胞(マクロファージなど)が血液に乗って患部へ到達するのを物理的に邪魔してしまいます。
結果として、治癒のスタートボタンが強制的に止められ、回復が遅れてしまうのです。
また、「完全な安静」にも落とし穴があります。
痛みがあるからといって患部をまったく動かさないでいると、筋肉や結合組織はどんどん弱く、脆くなってしまいます。身体の組織は、痛みのない範囲で適切な力学的負荷(メカニカルストレス)を感じることで、元の強靭な状態へと正しく再構築されていきます。
現在、世界のスポーツ医学における新しい常識は、抗炎症薬やアイシングを避け
早期から適切な負荷と血流促進を行う「PEACE & LOVE」というアプローチへと完全にパラダイムシフトしています。
- P (Protect:保護)
- E (Elevate:挙上)
- A (Avoid anti-inflammatories:抗炎症薬とアイシングを避ける)
- C (Compress:圧迫)
- E (Educate:教育)
- L (Load:負荷)
- O (Optimism:楽観的思考)
- V (Vascularization:血流促進/有酸素運動)
- E (Exercise:運動/エクササイズ)
急性期の怪我はこれで対処しましょう!
時代共に医学はどんどん変化します
時代においていかれないように
頭の知識のアプデが必要です!